ケーキ作りというと「手抜きができない」という印象があるようですが、食医食では「簡単」に作れて「美味しい」、そしてもうひとつ重要な「健康お菓子」であることを条件にしています。

質の良い材料を使用するのはもちろんですが、作り方は驚くほど「手抜き」というか簡単です。何と小麦粉までミキサーでかき混ぜてしまいます。材料を準備した後「1分間」でケーキだねができるのはこの<食医食・あっという間のチーズケーキ>くらいだと思います。子供さんでも男性でも、誰でも本当に簡単に作れる自信作です。ケーキの中でもチーズケーキはカルシウムやビタミンが摂れる、おすすめのケーキ(デザート)です。

チーズは紀元前4000年頃に作られたといわれています。日本では「飛鳥時代」から乳牛の飼育がはじまり、酪(ラク)蘇(ソ)醍醐(ダイゴ)といった乳製品ができたそうです。醍醐味という言葉はこの栄養価の優れた「醍醐」が語源です。酪は乳から作った飲み物で蘇は日本初のチーズ、さらに熟成させた最高級のチーズを「醍醐」といいます。

<食医食・あっという間のチーズケーキ>

① ミキサーにクリームチーズ200g、卵2個、生クリーム200cc、きび糖90g、ハチミツ大さじ1、塩ひとつまみ、小麦粉大さじ3、レモン汁大さじ1を入れて、1分間かき混ぜます。




② 22cmのケーキ型にバターを塗り、パラフィン紙をはりつけ、ケーキだねを入れます。


③ 180度のオーブンで30分~40分焼きます。

④ 仕上げにあんずジャムをのせます。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 12:07 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | お菓子・デザート
「米が白い」と書いて「粕」・・・「カス」と読みます。白いご飯は栄養があまりありません。戦後、「銀シャリ」と言い「白いご飯」に憧れ「どんぶりめし」を口にした日本人に「脚気」が増えました。これは栄養失調状態です。玄米や雑穀を数パーセントでも加えていただけると血糖値の急上昇も防げますし、ビタミン、ミネラル、食物繊維が増えることで代謝をスムーズにして腸内の善玉菌のえさになり整腸作用を助けて、健康にも美容にも優れた主食となります。同じ炊き込みご飯を作る場合ぜひ「白米」だけで作らないように心がけたいものです。

<食医食・スピード炊き込みご飯>

① 米2カップ、雑穀40g、ちりめんじゃこ80g、梅干3個、金ごま(白ごまで可)大さじ2、にんじん・スプラウト各30gを準備します。




② 米と雑穀を洗い電気釜に入れ、梅干はちぎり、にんじんは千切り、ちりめん、ごま、水2カップ、塩小さじ1を加えてスイッチを入れます。


③ 盛り付けをして青味(青味であれば何でも可)をトッピングします。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:06 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | ご飯・丼
香辛料とはそもそも調味料の総称のようなものです。料理を作るときに香り、辛味、その他の味、色など、「植物」から採取したものです。代表はやはり「胡こしょう」だと思いますが、日本人は和の味わいで「唐辛子、、、七味とか一味とか」もよく使います。

食医食では「パプリカ」をおすすめしています。「パプリカ」というと野菜というイメージが大きいと思いますが市販されている香辛料売り場の「パプリカ」は「唐辛子から辛味をとったもの」で、カロテンが多く多めに使っても辛くありません。抗酸化作用もあり色もきれいなので洋風料理とはとても相性が良いです。

< 食医食・地鶏焼きとパプリカ野菜 >

① 鶏もも肉2本(塩麹大さじ1をもみこんでおく・・・なければ塩・こしょう少々でも可)、小松菜1束、玉ねぎ80g、カラーピーマン(3種)各50gをスライスします。


② オリーブオイル大さじ1で鶏ももを皮から焼き、パプリカ小さじ1をふりかけ、酒大さじ3で蓋をして蒸し焼きにします。




③ 鶏に火が通ったら同じフライパンの周りに野菜を加え、塩・こしょう少々で味を整えでき上がりです。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:30 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 肉料理 | 野菜料理
ピーマン嫌いの子供さんが多いですが、食医食では逆です。
結構、子供たちが「嫌い」というものを、あの手この手で美味しく大好きに魔法にかけます。ピーマンってあまり火を通し過ぎると癖が拡大します。煮込んだり火を充分に通す料理の時には他の食材の味でカバーしたりソースで煮込んだりが大切です。単独の炒め物、和え物などはあまり火を通さず生に近いほうが美味しく食感がいいです(サラダはドレッシングが決め手です)皮の剝けない野菜はできるだけ無農薬(有機野菜を求め皮のむける野菜は外側をはずしたり、皮を厚めにむけば安心です)がいいですね。

国産であることも大切な条件です。カラーピーマンの場合「輸入野菜」となるとポストハーベストという収穫後の農薬がダブルで危険です。お気をつけ下さい。

 < 食医食カラフル健康肉詰め >

① パプリカ、カラーピーマンを5~6個、玉ねぎ・にんじん・しいたけ 各80g(すべてみじん切り)、黒豚ひき肉150g、牛乳に浸したパン粉(パン粉大さじ3に牛乳大さじ1+1/2)、卵1個、片栗粉大さじ3を準備します。


② カラーピーマンは縦2つに切りボートにします。


③ ボウルに全ての具を入れ、塩小さじ1+1/2、こしょう・ナツメグ小さじ1/4を加え、粘りが出るくらいまで混ぜます。


④ ピーマンを肉詰めにしてオリーブオイルで肉面の方から焼き、スープ2カップ、酒大さじ3で汁気がなくなるくらい火を通してでき上がりです。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:29 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 肉料理 | 野菜料理
納豆は日本人の貴重な「健康食品」の代表です。「健康食品」という言葉は本当は「食品」「食材」であるべきですが、なぜか「サプリメント」が健康食品としてまとめられているのはいかがなものかと思ってしまいます。

関西の方はあまり納豆を食べないと聞きますが、いろいろな食べ方がありますので、是非、直接口にした印象で好き嫌いを決めるのではなく「あれ~意外と美味しいじゃん!」という料理も多いのでお試し下さい。納豆は糸を引かせれば引かせるほどに納豆菌が効果を発揮します。できるだけ頑張ってかき混ぜて下さいね!

< 食医食・簡単! 納豆パスタ >

① 納豆(小パック)3個に無添加と書いているつゆとからしを加えてよくかき混ぜます。にんじん、玉ねぎ 各80gは千切りにし、あさつきは小口切り、辛味ダイコンは1人30g位の量をすりおろします。


② パスタは2分ほど早めの時間で固めに塩茹でし塩・こしょう少々を加え、ごま油大さじ1でちりめん1カップ、にんじん、玉ねぎを炒め、パスタを加え塩麹大さじ1(なければ塩小さじ1)、こしょう少々で味をつけます。




③ パスタを皿に盛り付け、中心に納豆、その上にくぼみをつけ生卵をのせ、周りにあさつき、辛味大根を添えます。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:11 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 麺・パスタ | 豆類
麺類の好きな方に是非、お伝えしたい安全ポイントがあります。「かんすい」と「アミノ酸等」のお話です。「かんすい」はリン酸塩や重合リン酸塩がブレンドされています。中には臭いがあるほどリンの比率の高い危険なものが添加されている場合も少なくありません。リンの過剰摂取は骨の脱灰といって骨の成分が血液中に溶けて出てしまいます。また、カルシウムが血管に沈着する、多量摂取は赤血球や肝臓などに障害も出て健康を考えると避けたい食品添加物です。「無かんすい」という表示をさがすといいですね。麺は「小麦粉・塩」だけでできるのですが大量生産となると「こし」を手っ取り早く出すために化学薬品に頼るという構図ができています。

また「やみつき」になる味も同じです。「アミノ酸等」という表示がある食品はすべて「化学調味料」が大量に使われています。「3つでも30でも300」でも表示はこの1つの「アミノ酸等」という表示義務だけで日本は許されています。化学調味料は「やめられない!とまらない!」という中毒性のある味がいっぱいです。

無かんすいの中華麺


< 食医食・具だくさん塩あんかけ麺 >

① 黒豚ひき肉150g、もやし100g、にんじん・しいたけ・玉ねぎ・きゃべつ・細ねぎ 各80gを一口大(太目の千切り)にして、しようが・にんにく各1粒も千切りにします。


② ごま油大さじ1で、固めに茹でた麺を両面焼き、別のフライパンにごま油大さじ1を入れ具を炒め、スープ2カップ、酒大さじ3、塩小さじ1+1/2、こしょう、ラー油各少々で味を整えます。


③ 水溶き片栗粉(水、片栗粉各大さじ3)でとろみをつけ、固焼きそばの上にかけます。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:45 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 麺・パスタ
にんにくやしょうがだけは必ず「国産有機」を探します。
信じられないほどの殺虫剤農薬汚染があるからです。2002年5月にスーパーから突然、中国野菜が姿を消した時期がありました。その他の野菜でも違反農薬が次々に報道されたからです。違反率は通常の10倍で違反のほとんどが殺虫剤で「クロルピリホス」というアメリカでは禁止されている猛毒でした。また残留農薬の中でも同じく猛毒といわれている「パラチオン」が検出されているありさまです。皮の剝けない葉物や皮の薄い野菜にはくれぐれも気をつけていただきたいものです。国産の「完全無農薬」のにんにくが手に入りましたので、にんにくライスをあっさり、味付けは自然塩とこしょうだけで作ってみました。

< 有機にんにくライス >

① 有機にんにくはお好みですが親指大のものを2粒みじん切りにし、あさつきは1/2束を小口切り、ご飯は2膳分に酢小さじ1(パラパラになります)をふりかけほぐしておきます。


② ごま油大さじ1でにんにくだけをカリカリに炒め、ご飯を加えます。


③ 塩小さじ1、こしょう少々で味をつけ最後にあさつきを散らします
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 07:48 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | ご飯・丼
カット野菜やカットフルーツは酸化を防ぐための薬品を使ったものが多いそうです。「便利なものほど罠がある」ということですね。カットした後に「次亜塩素酸ナトリウム」を入れるケースが多いそうですが、これは「衣類漂白剤」と同じ物質です。カット野菜ではなく、ただ単にいろいろな野菜の詰め合わせミックスも店頭に出てきていますので注意してチェックしてみてください。本日はサラダの上に、ムニエルしたあまだいをのせて、その焼き調味料にオリーブオイルをプラスしてドレッシングにしてみました。

< 食医食・あまだいのバルサミコ酢サラダ >



① あまだい2枚を大さじ1のエクストラバージンオイルで焼き塩こしょうを少々加えて、酒大さじ3で蒸し焼きにします。


② しょうゆ、バルサミコ酢各大さじ1を加え味をつけます。
③ あり合わせの生野菜をお皿に盛り、そこに焼いたあまだいをのせ、フライパンに残っているソースにオリーブオイル大さじ1をプラスしてドレッシングにします。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:36 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理 | 魚介料理
おからは皆さんご存知のように豆腐を製造する過程で大豆から豆乳を絞った後に残ったものです。食物繊維の宝庫です。国産大豆で、有機でしたら他の食材と組み合わせて最高の健康料理ができます。食医食では万能調味配合というものがあり「3・3・3・半分」という比率「しょうゆ・きび糖・酒・みりん」で味をつけてでき上がりです。材料に火を通すときにだし汁を「ひたひた」に入れて下煮をします。

< 食医食・あり合わせおから >

① 地鶏細切れ100gは酒大さじ1をかけ、にんじん・玉ねぎ・しめじ・ごぼう(水にさらす)各80gは太目の千切りにします。


② ごま油大さじ1でおから(150g)以外の材料を炒め、ひたひたの出汁で火を通して、しょうゆ・きび糖・酒 各大さじ3、みりん大さじ1+1/2で味をつけます。


③ おからを加え水分をとばし、最後に細ネギ80gを小口切りにして加えすぐに火を止めます。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 07:41 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理 | 豆類

食医食・レタス炒飯

2013年05月02日

残り野菜と残りご飯でスピード料理を作るとした時に、、、「炒飯」は最適です。ここに、買い置きの「ちりめんじゃこ」があると、いっそう栄養的にバツグンになります。あまり炒飯に「葉物(水分が出やすい野菜)」を使うとベタベタな炒飯になるといわれますが、それを逆手にとって「オイスターソース」で仕上げるとそんなに気にらなくなります。また、ご飯に隠し味として「酢」を振りかけて炒めるのがコツです。

<食医食・レタス炒飯>

① ご飯2杯分に、酢大さじ1を混ぜ、レタス6枚を手でちぎり、にんじん・玉ねぎ・小松菜 各80gは一口大に切ります。


② ごま油大さじ1で具(レタスと小松菜は最後)とちりめんじゃこカップ1、ご飯を炒め、塩小さじ1+1/2とこしょう少々を加えます。

③ レタス・小松菜を加え、そこにオイスターソース大さじ3をかけさっと混ぜすぐに火を止めます。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 07:32 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | ご飯・丼
小麦粉が残留農薬ナンバーワンと聞きます。小麦粉でできているものはもちろん主食になるものが多くパンや麺類です。

特に最近では日本人も洋風食生活が増えて朝食にパン、ランチにパスタという方も多いのではないでしょうか。毎日の繰り返しが積もり積もって血液を汚します。活性酸素のお話をよくさせていただきますが「活性酸素」とは別名「酸素毒」といわれています。食医食では34年間、この万病の元、老化の原因である活性酸素(酸素毒)を除去する料理を研究してきました。小麦粉でできたものを選択する場合、健康の条件としましては「有機小麦」でできたものを口にしたいものです。

< 食医食・小松菜の生パスタ >

① 小松菜1束、パプリカ、黄パプリカ各80g、無添加ハム100g、生マカロニ200g(塩茹で3分)を準備します。


② エクストラバージンオイル大さじ1で具を炒め塩小さじ1、こしょう少々、白ワイン(酒)大さじ1で味をつけます。


③ 盛り付けをして粉チーズを大さじ1をトッピングします。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 07:14 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 麺・パスタ | 野菜料理