スーパーフード・クレソン料理
2017年07月13日
食医食では、「有機野菜か減農薬か農薬を使っているのかわからない野菜」につきましては、念のために「分子の小さな還元水」に浸して必ず除毒をしています。
農薬も「活性酸素(酸素毒)」を増やしてしまいますので食医食理念どおりに、できるだけ安全なかたちで料理に使用することにしています。これは他の野菜についても同様です。
今日は、冷凍天然えびを使ってクレソンとクリームにして、豚肉はシンプルに赤こしょうと自然塩で焼いて、クレソンを添えました。
大分のヘベス(平兵衛酢)があったので柑橘系を添えてみました。
最後はたっぷりのクレソンとベビーリーフその他の野菜をミックスして、アマニ油でフレンチドレッシングを作ってあっさりと、クレソンの味を活かしたサラダに仕上げました。
※クレソンは日本名「オランダがらし」といわれ、アメリカでは栄養価の高いスーパーフードNo.1と評価の高い野菜です。ピリッとした成分は「シニグリン」といい、わさびやからみ大根などと同じ成分はです。
肉料理の付け合わせによく見かけますが、これには意味があります。
肉の脂質の消化を助け、胃腸も元気にしてくれるのです。
また、抗酸化力のあるビタミンA、高血圧やむくみの予防となるカリウム、鉄分も多く、葉酸も多いので、合流して「造血なビタミン」野菜として貧血気味の人や妊婦さん方にも意識して食べていただきたい優れた野菜のひとつです。
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 17:00 | Comments(0) | 食医食レシピ | 肉料理 | 野菜料理
金沢の自然農園見学
2017年07月11日
船崎代表は、トモコ薬局という、薬局なのに「薬を売りたくない薬局」と堂々と発言され、すぐ近くに「自然農法の畑」を所有し、とれ立ての野菜で料理教室も実施されています。
私も畑の中に立ち、「無農薬」なので、そのままちぎって食べてみました。
何もつけなくても、トマト・きゅうり・さつまいもの葉もみずみずしく甘味があり、とても美味しい野菜でした。
土地も、できた野菜も、作る人間にも素晴らしいエネルギーを感じた1日でした。
医療関係者のメンバーも多く、私自身も日本予防医学会の分科会「日本予防料理学会」を組織するお話をいただいていますので、共通点がたくさんありました。
金沢には10年前より顧問をさせていただいている家庭教育団体にお弟子さんも多いので合流しました。
これからはオリンピックイヤーに向けて「チーム力」が重要なので、各地の団体との連携をより一層強めていくことを考えています。
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 14:00 | Comments(0) | 食医食 活動報告 | 講演会・セミナー
金沢食医食セミナー
2017年07月09日
東京→上野→大宮→長野→富山→終点金沢と約2時間30分、大阪までと同じくらいの時間でとても快適な移動でした。
金沢では、ナチュラル・ビレッジの船崎外茂子先生(代表・薬剤師)とコラボレーションすることになりました。
船崎先生は「医・食・住」をテーマにトータルヘルスを目指している指導者です。
「トモコ薬局」という建物の2階に「こだわり抜いたキッチンスタジオ」を開設され、健康料理教室を実施しています。
シックハウスの問題や生活環境を限りなく自然素材を使って建築するという飛鳥建設さんとコラボもされています。建物に入った瞬間に「森林浴」のような、パワースポットに立ったときの感覚を感じました
私もキッチンスタジオにはこだわってきましたが、最先端をいかれており敬服致しました。
これからの食医食北陸活動を是非ご一緒させていただき、チームを組む約束をして帰京しました
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 15:00 | Comments(0) | 食医食 活動報告 | 講演会・セミナー
食健士の健康料理研究会
2017年07月06日
もう、長い人では10年以上のお付き合いになるお弟子さんが何人もいます。
正面の宮澤久子食健士につきましては、食医食カウンセラーのチーフです。
もとエステティシャンだけあって実年齢よりもとても若く、内面美容に、食医食理念を取り入れて外面美容のキャリアを活かした指導ができる人です。
左側の長江幹子食健士は食医食メンバーNo.1の健康料理家です。和洋中の健康家庭料理のリーダーです。
右側の平井洋子食健士は病気がきっかけで、食医食「食生活改善コース」を受講してくれた受講生でした。今では料理だけでなく生き方を含め学べる自分の教室を開講しています。
今回はこの平井食健士の目黒教室に集合して食医食理念に基づく「健康料理研究会」を実施したそうです。
さすが、できたものを拝見すると「大御所の貫禄」を感じる栄養バランス抜群の食卓に感心した次第です
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 18:00 | Comments(0) | 食医食 活動報告 | 食健士
簡単! 海老の茶碗蒸し
2017年07月04日
海老は殻を全部むいて必ずセワタ(臭みの原因)を取って、酒少々をふりかけておきます。鶏肉を一口大に切り、酒をからめておきます。
茶碗蒸しのベースは、4個の卵に出し汁3カップ、塩 小さじ1、みりん 小さじ2、薄口しょうゆ少々をよく混ぜてこしておきます。
あとは、入れたい具材を湯呑みに入れて作ります(最近は茶碗蒸し容器を持っていない方々がいらっしゃるので、湯呑みでも充分に美味しくできます)器に、仕上げの三つ葉以外、(しいたけ・ぎんなん・海老・鶏肉)を入れて卵液を注ぎ強火で2分、弱火で8分ででき上がります。
大切なのは「温度」です。ぶつぶつと穴が空くことを「スが立つ」と言いますが、時間と温度を守れば誰が作っても料亭なみの「高級茶碗蒸し」ができます。しかも、とても簡単に作れます。是非お試し下さい❗
茶碗蒸しは、出し汁がポイントなので、きちんと昆布と鰹節で美味しいお出汁をとって下さいね
我が家では毎日の味噌汁もこの昆布と鰹節できちんと出汁をとっています。昆布と鰹節からしか取れない成分「グルタミン酸、イノシン酸」が、日本ならではの「旨味成分」、、、「旨い❗」とうなるほどの味の深みとなります。
※4カップの出し汁をとる場合は4.5カップの水に昆布15cmを水から入れて、沸騰直前にカップに山盛りの鰹節を加えてひと煮たちしたら、火を止めます。
表面に海老やぎんなん等を見せたい場合は、最初に卵液を半分まで入れて卵が固まった時点で具を並べて卵液を加えて、2段階の手間をかけて、丁寧に蒸して下さいませ
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 17:50 | Comments(0) | 食医食レシピ | 卵料理 | 魚介料理
夏野菜の味噌炒め
2017年07月03日
なす2本(縦に3箇所皮を剥いて模様にし、水に漬けます)、ゴーヤ半分(縦に割って種を除きスライスして塩ゆでしておきます)、玉ねぎ・にんじん・パプリカ 各小はスライスしておきます。
※一番のポイント:なすの紫をきれいに残すために、多めの胡麻油で先になすとにんじんを炒めて「色止め」をします。
肉で唯一ビタミン成分がある豚肉切り落とし200gも一緒に炒めて、残りの野菜も加えます。
味付けは【 味噌大さじ3強、きび糖・みりん・酒 各大さじ2 】を合わせておきまとめて入れ全体に絡めます。最後に白ごまをひねり加え香りを出します。
※甘めがお好きな方は、みりんを多めに加えて下さいませ
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 14:00 | Comments(0) | 食医食レシピ | 肉料理 | 野菜料理
宮崎完熟マンゴー
2017年07月01日
(メロンよりも断然、美味しいと思っています)
南国宮崎で育った私は、たくさんなっているマンゴーが落ちても大丈夫なようにネットを被され、「食べ頃よ」と、自分からネットに入るその姿が可愛くて大好きです。
特にその形から「太陽のタマゴ」という呼び方もピッタリですね
栄養的にはマンゴーは、ビタミン・ミネラルの宝庫で、特に造血のビタミンといわれている「葉酸」も多いフルーツです。抗酸化力、免疫力アップ、老化予防、そして、皮膚のコラーゲン生成にも関与しているという、美容と健康の代表果物といっても過言ではありません。
切り方は、種子がサーフィンボードのような形なので、縦に種に添って写真のように切ります。
盛り付けも皮ごと、切り離さずに切り目を入れてひっくり返すと、食べやすく見た目もきれいなデザートになります。
高価な果物ではありますが、是非、宮崎物産展などで本場のものを試食してみて下さい。
ちょうど、山形より「さくらんぼ・佐藤錦」が届きましたので一緒に盛り付けてみました
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 09:30 | Comments(0) | お菓子・デザート | 近況・コラム
健康寿命の為にできる簡単なこと
2017年06月28日
「何をどう食べて、どんなことに気をつけたら健康で長生きできますか?」
という質問をよくいただきます。
食医食理念の基本は「万病の元、老化の原因である活性酸素を除去する食指導」です。但し初対面の方に「活性酸素」などと申し上げても、最初の頃の私と同じで、きっと「ちんぷんかんぷん?」だと思いますので、簡単にお話させていただいています。
「人間には健康寿命の方程式があります」
※活性酸素とは別名「酸素毒」といい、血液を汚して最後には遺伝子に傷をつけ癌が発症する場合もあると言われています。
「毒になるものを口にせず、必要な栄養素を取れば百歳健康寿命も夢ではありません」と。
(拙著・食医食シリーズを読んでいただきたいな、といつも思います❗)
私が実践している簡単な例は、
「旬のものをよく食べます」
これからの時期でいうと、、、スイカの成分に活性酸素除去成分があると聞けば、一度に小玉スイカ半分はあっという間に食べてしまいます。大好きです❗ ワンシーズンに60個は食べているかも
今年も早速ですスイカも私のことを笑っているようですね
あと、特に気をつけていることは、料理の仕上げ段階で、必ず「丁寧に」余分な油(活性酸素の元)とアク(農薬等を含む)をすくい取っています。これは毎日のことなので習慣づけています。
そして、具だくさん料理にすることで、栄養成分をバランス良くしてくれます。
具だくさんトマト煮と具だくさんマーボー豆腐です。
皆さんもできることから、是非チャレンジしてみて下さい
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 19:00 | Comments(0) | 料理教室 | 近況・コラム
野菜たっぷりの簡単健康料理
2017年06月26日
まずは、数種類の野菜を還元水に浸けておきます。私は、万病の元・老化の原因である「活性酸素」を除去するといわれている還元水を40年前より使用しています。農薬を少しでも除去したいので、必ず水にさらします。じゃがいも・えんどう豆・卵・黒豚の薄切りは茹でるだけにします。
ホタテは、オリーブオイルでニンニクスライスをカラリとさせて、そのオイルを使って、殻ごと並べて酒蒸しにしました。
熱々のホタテにバターひとつまみと塩・こしょうを軽くして、にんにくとバジルを添えて出来上がりです。
たっぷりの野菜を皿に盛り、アマニ油をかけその上に黒豚をのせて、ごまドレッシングで味をつけました。
下茹しておいたじゃがいも、えんどう豆としめじ、にんじん、玉ねぎをオリーブオイルで炒めて塩・こしょうで味を整えます。
白ワインにぴったりの、簡単健康料理の夕食となりました
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 19:00 | Comments(0) | 食医食レシピ | 肉料理 | 魚介料理
お箸で食べるフランス料理
2017年06月23日
それは、日本人の遺伝子にあった西洋料理や中華料理の研究であり、
すべて「健康という結果の出る」食医食理念に基づいたものです。
本日は、クレヨンしんちゃんの田園都市線電車に乗って、中央林間の「うかい亭」に行く流れとなりました。
以前、「日本人は西洋料理を箸で食べよう❗」と言い始めたのは全日本司厨士協会の宇都宮会長だと、ご本人から直接お聞きしたことがありました。
うかい亭では、フランス料理のテーブルに「箸」がセットされ、アワビもステーキもすべて一口大にカットされ出てきました。前菜も蓴菜の酢の物だったり、スープはそら豆と豆乳で作られていたり、ステーキソースは大根おろし醤油で、最後のデザートは我が郷里の特産柑橘「日向夏のジュレ」が運ばれてきました。
数年前まではステーキにはデミグラスソース、スープは生クリームとバターたっぷり、スイーツはほんとんどが高カロリーなケーキが多かったと思います。
最後の締めで出てきた「ゆず汁仕立ての冷やしそうめん」には驚きました。
鉄板焼の締めはニンニクライスが常ですが、今回はあっさりしたそうめんと青のりの味噌汁で、日本の味を活かしたフランス料理のフルコースに感激しました。
最近はお寿司屋でも白ワインが普通になってきましたので、フランス料理に冷酒なんかはとても合うと思いました。
至福の一時に感謝致しました
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 13:00 | Comments(0) | 近況・コラム
私のストレス解消法
2017年06月21日
宮内庁関係者にご紹介したかったので、雅会のメンバーも一緒です。
銀座の数寄屋橋に、いつも打ち上げを行うカラオケルームがありまして、今回もそこに行きました。食医食忘年会の二次会でも使っている場所です。
私は数年前まで、全く歌を唄った事などなく、ましてやカラオケボックスのような場所の経験もない人間でした。
以前はずっと、午前、午後、夜はお勤め帰りのお嬢さん達のブライダルコース(初心者向け)の料理教室を担当していましたので、お付き合いが皆無の生活でした。しかし、雅会の方々と出会い、歌うことの楽しさを教えていただいたのです。
「下手でも楽しめばOK」という事で、そうさせていただいています
今では私の唯一のストレス解消法となっています
やはり、人間は仕事とプライベートとのメリハリが大切だなと、つくづく感じる今日この頃です。
私の回りはプロ並みの歌声の方々ばかりです
先日の那須でも、同じメンバーで最後は歌合戦となりました
「家庭と子育て、仕事に追われる」人生でしたが、ここにきて「歌う」ストレス解消法と出会うことができました。これも、雅会メンバーのおかげです。皇居内にいらっしゃる時とプライベートは別人なのです。ストレスは活性酸素を10兆個も増やすといいますので、誰でも自分にあったストレス解消法をいち早く見つけると健康人生が送れると思います
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 12:00 | Comments(0) | 近況・コラム
那須の御用邸周辺施設
2017年06月18日
那須の御用邸に長年出入りをしていた方々なので那須については知り尽くしていらっしゃいます。
「ロイヤルロード」を走る風景は、まるで映画の世界です。
東京で追われる仕事をしている私にとりましては至福の2日間となりました。
仲間に入れていただいて、心から感謝する、素敵なメンバーです。
到着して清幸会の渡邊会長よりたくさんの施設を見学させていただきました。
特別養護老人ホームや小規模グループホームなど、また、那須の御用邸周辺の別荘管理警備会社のご子息が代表の会社訪問もさせていただきました。
充実した社会勉強と親睦会となりました。
途中より、食医食仲間の那須「しろ田」の代田社長、佐藤部長もかけつけてくださり楽しい昼食会ができました
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 17:00 | Comments(0) | 近況・コラム
平成29年度 全日本司厨士協会 合同懇親会
2017年06月14日
司厨士とは、洋食の料理人「シェフ」の方々です。
毎年恒例ですが、今年だけは、世界司厨士協会会長の他、世界中からのご参加もあるということで総勢450名の大きなパーティーでした。
池袋のメトロポリタンホテルで行われ、素晴らしい料理の数々に感動の連続でした。政府からも農林水産大臣、防衛大臣初め錚々たる方々のご出席でとても盛大な会となりました。
食医食からは、教務主任の藤本悦子が参加致しました。
全日本司厨士協会宇都宮会長と記念写真を
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 13:00 | Comments(0) | 食医食 活動報告
食事について
2017年06月12日
毎朝、味噌汁中心のこんな感じです
食医食理念では、一日、一口ずつでも「9品目+海藻」を中心に、種類としては結果的に50種類位の食品が身体に入るプログラムとなっています。
長年、健康で体年齢43歳、血管年齢37歳と測定できるのも、食医食理念に基づく「万病のもと、老化の原因である活性酸素除去」生活を実践してきたからだと自負しています。
もう還暦ですが、20代・30代の頃よりも調子が優れているのも活性酸素除去生活のおかげと確信しています。朝のうちに、「9品目+海藻」を一口ずつでも摂取しています。
この日は昼食で「へぎ蕎麦の天せいろ」、夕食は洋食でしたが、こんな感じです。
大切なことは、「必要な食品群のバランス」です。
ご参考までにしていただけましたら幸いです。
「先生は外食はまったくしないのですか?」とか、
「お酒はまったく飲まないのですか?」とか、
「お肉はあまり食べないのですか?」とか、
いろいろ質問されますが、全部、普通に口にしております
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 17:00 | Comments(0) | 近況・コラム
全国刑務所作業製品展示即売会
2017年06月06日
先週は皇居、北桔橋門近くの科学技術館で法務省主催の「全国刑務所作業製品展示即売会」に同行させていただきました。
2日間でしたが、それでも見きれないほどの、素晴らしい技術の製品ばかりで、刑務所の中で行われている社会復帰の為の教育に敬服した体験となりました。
食に関する興味深いものとしては「網走監獄和牛」や「府中刑務所コッペパン」が印象的でした。コッペパンは2つ100円で販売されており、長蛇の列でした。
私達は地下の食堂でバイキングをいただきました。
その日のランチです~
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 14:00 | Comments(0) | 近況・コラム
参議院70周年記念特別参観
2017年05月24日
宮内庁関係者と作った交流会「雅会」のメンバーとの参加です。
特別参観の内容でしたので、普段は入れない所まで、ゆっくりと詳しいお話を聞きながら見学することができました。
国会議事堂が地上3階(中央部4階、中央搭9階)、地下1階であること、敷地面積が103,001㎡であることも初めて知りました。
参議院議場は開会式の時に天皇陛下が臨席されるお席があり、その前に議長席と演壇が設けられています。
上から見ると議席は演壇を中心にして半円形に配列されています。
中央階段左右の壁は徳島県産の「時鳥」、階段は茨城県産の「茨城白」という大理石で、その中央部には真紅のじゅうたんが敷きこまれています。
いつも、暇さえあれば国会中継ばかりを観ている私です。何度か見学には来ていましたが、「特別記念参観」は70周年という重みを感じるものでした。
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 15:00 | Comments(0) | 近況・コラム
奇跡的な出会い
2017年05月21日
出会ったすべての方々は、私の「人生の財産」となっています。
まさに「出会いは奇跡❗」ですね
いろいろな運命が重なりあって面識ができ、会話をして食事をして、仕事を通して信頼関係が確固たるものとなっていきます。
つい最近は、こんな素敵な出会いをいただきました。
新宿の喫茶店でスタッフとの打ち合わせが終わる頃、上品な感じのご夫婦が入ってきました。店内はほぼ満席で、そのご夫婦は一番隅っこの席に通されました。
私達が座っていたテーブルは4人がけのソファー席でした。私はすぐに「もうすぐ私ひとりになりますので、どうぞこちらの席にお移り下さい」と声をかけました。
そして席を譲った後、化粧室に入りました。化粧室を出ると、そのご夫人が待っておられて、
「先程は、大変親切にしていただき、ありがとうございました。主人が普通の方ではなさそうだと、差し支えなければお名刺をいただけませんか?」と。
私の方が恐縮し、名刺をお渡ししました。すると、そこにご主人がいらして名刺を下さったのです。
その方は、なんと東大医学部教授、遺伝子学の有名な中込弥男先生でした。
私はずっと「活性酸素除去料理」を研究してきましたので、ヒトゲノムが話題になった頃、学術書は難し過ぎたので、中込先生の『絵でわかるゲノム・遺伝子・DNA(講談社)』を読んで勉強させていただいたことがありました。
あまりの偶然と、当たり前の行動から生まれたこの奇跡的な出会いに感動しました。
先日は先生から『遺伝子できまること、きまらぬこと』というご著書をお送りいただきました。
「念ずれば通ずる」という言葉がありますが、遺伝子の勉強がしたいしたいと常日頃から思っていましたら、こんな素晴らしい出会いがやってきました。
奥様からは、食医食理念にとても興味を持ちましたとご丁寧なお手紙もいただきました。
お住まいも近くであることが判りましたので、今度お宅にお伺いさせていただく予定です
中込先生のプロフィールです
中込弥男(なかごめやすお)1935年1月1日、山梨県甲府市生まれ。1959年、信州大学医学部卒業。医学博士。東京大学医学部小児科、米国ミシガン大学への留学などを経て、国立遺伝学研究所教授、国立小児病院小児医療研究センター長、東京大学医学部教授、日本人類遺伝学会理事長、順天堂大学医学部客員教授などを歴任。専門は人類遺伝学。
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 16:00 | Comments(0) | 近況・コラム
最近の我が家の朝食
2017年05月20日
あり合わせの材料で、だいぶ手早く作れるようになりました。
こだわりとして、味噌汁の出し汁は「昆布とかつおぶし」でしっかりと取っています。
我が家は40年間、水は活性酸素(万病のもと、老化の原因)除去水にこだわり続けています。分子が小さい水なので、少ない量の昆布とかつおぶしでも、旨味がふんだんに出て、唸るほど美味しい味噌汁に仕上がります。
余っている野菜、豆腐、わかめなど何でも入れますので、「味噌煮」のような具だくさん味噌汁です。我が家では味噌汁を欠かした日はありません。その為に味噌も赤味噌、白味噌、麦味噌、米味噌、合わせ味噌とバリエーション豊かに揃えています。
我が家での出し汁の取り方と味噌の量は次の通りです。
味噌の塩分の違いで味噌の量は調整をしています。
出汁(4人分)
水(水道水はNG) 4+1/2カップ
昆布 15cm
かつおぶし 1カップ
作り方
① 水に切り込みを入れた昆布を入れて、火にかけます。
② 沸騰直前で、かつおぶしを入れて、そのまま放置します。
(この上澄みを一番出汁といいます)
※味噌の量は山盛りの大さじ3~4位
※グラム数で覚える時には、卵大の量でだいたい60g位です。
※別途シンプルに具を用意して味噌ラーメンにしても、美味しい和風スープとして使えます
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 11:00 | Comments(0) | 汁・スープ | 近況・コラム
四條司家との出会いについて
2017年05月19日
当時、皇室関係のご用蔵・ご用荘園を担っていた株式会社ヤマキさんの顧問となったことがきっかけで、四條流庖丁道の歴史を深く研究する流れとなったのです。もともと、40年ほど前に四條流料理道のお免除はいただいていました。
出会った直後に忘れられない出来事があります。
明治神宮の本殿で厳かな雰囲気の中「庖丁俎開き」と呼ばれる1200年も続く「生類供養の伝統儀式」を拝見する機会がありました。
その後に神楽殿でパーティーが行われたのですが、いきなり金屏風の前で祝辞を述べることになったのです。
内心、、、「普通は事前にスピーチの依頼をするはずなのに…」と少々戸惑いながらも、何事もプラスに転換させる性格なので、食医食の活動と和食の伝統文化の価値についてお話をさせていただきました。
このスピーチがきっかけとなり、年2回の四條司家行事ではずっと祝辞を述べさせていただいています。
平成28年 新年事始め 奉納『庖丁初め俎板開き』動画です
そして、それが宮内庁の方々との出会いへとご縁がつながっていったのです。
食医食活動は、日本の伝統文化をトータルで大切にしています。
「日本道検定」を目指している団体にも協力をしています。
日本ならではの、大和言葉やしきたり、神社仏閣、伝統工芸、和装文化、そして、専門の和食文化と、四條様とご一緒に教育のお手伝いをできればと考えています。
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 12:00 | Comments(0) | 食医食 活動報告 | 近況・コラム
食医食・健康おやき
2017年05月09日
何か作りたいなと思い「おやきの皮」にすることにしました。
とても簡単ですよ
3種類の粉を「同量」で、熱湯を加えてこねるだけです。
これが、生地が一番扱いやすくなる配合かと思います。
作り方は下記の通りです。
<おやきの皮>
材料(おやき10個分)
強力粉 100g
薄力粉 100g
米粉 100g
熱湯 200cc
① ボウルに粉を入れ熱湯を少しずつ加えながら、耳たぶほどの固さに丸めます。
② ラップで包み、30分ほど休ませます。
③ 10等分にして、それぞれを丸めます。
④ 手に打ち粉(米粉がオススメ)をして、皮を広げて具を大さじ軽く2杯ほどのせて包み、形を平たく整えます。
※今回のおやきの具はあり合わせの材料で作る「炒り豆腐」にしました
<あり合わせ炒り豆腐>
材料(おやき10個分)
木綿豆腐 200g
豚ひき肉 150g
にんじん 50g
しめじ 50g
しいたけ 50g
細ねぎ 50g
<調味料>
しょうゆ 大さじ3
きび糖 大さじ3
酒 大さじ3
みりん 大さじ1+1/2
塩 少々
① フライパンに胡麻油小さじ1を入れひき肉を炒め、火が通ったら残りの材料と豆腐を手でつぶすように加えます。
② 合わせた調味料を入れて水分が飛ぶまで炒めます。
③ 刻んだネギを加え混ぜると出来上がりです。
④ フライパン(またはホットプレート)に胡麻油 大さじ1を入れ、片面を5分ずつ、弱火で焼きます。
⑤ 出来上がりです。
この通り、余ったおかずをを包んでお団子風に作ります。
おかずを再利用しておやつのようにするという、昔の人の知恵でもあります。
冷凍保存もできますし、和洋中でアレンジもできますから、1つ食べるだけで
栄養バランスがとれる、健康料理としての可能性も大いに感じます
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 12:00 | Comments(0) | 食医食レシピ