昨日のレシピ「簡単パエリア」の作り方をテレビ収録と同じやり方で動画にしたものがあります。ちょうど3年ほど前にマクロビオティックを実践されている団体と出会い、素晴らしい設備の料理教室をお持ちでしたので使わせていただく事になりました。

ビオクラ青山 食医食料理教室オープニングセレモニー




「ビオクラ」というマクロビオティックの教室ですが「魚、肉、卵」などを使う食医食料理教室にご協力いただけるのには本当に感謝し驚いた次第です。最近は「マクロビ」と耳にされる方も多いかと思います。私も、「健康」というキーワードであれば、いろいろと体験をしてきています。実践もしていないのに世にある健康法批判もしたくないので、まずは「自分の身体で試してみる」というものです。すでに、30年前くらいに実践した時代がありました。マクロビオティックのマクロとは「大きな」、ビオ「生命」、ティック 「術・学」の言葉より古代ギリシャ語を語源とした「大きな自然界に即した生命の理、学び」という意味です。

穀物や野菜、海藻を中心に「玄米菜食」が基本の食生活の事です。基本的には食医食理念も「玄米菜食」に反対はしていません。しかし、万人向けの食指導ですので「選択」をして「一口ずつ」でも動物性たんぱく質も摂取していただいた方が栄養学的にはバランスが取れるのではと考えます。私自身、結果論の人間なので「人生50年が現代は人生80年」となってることを考えます。取り過ぎはいけませんが、洋食が日本に入ってきた恩恵はあります。欧米化が全ていけないのではなくて「過ぎたるは…」ということだと思います。動物性たんぱく質が血管を丈夫にしたり、細胞活性化に必要な事実は医学的にも実証されています。

以前には、長生きで有名な日野原先生や寂聴先生にもお会いして直接お話を伺ったこともありましたが、「お肉大好き!」とおっしゃっていました。「これでなければならない」と決めつけるのではなく、「なんちゃってマクロビ」とか「プチマクロビ」と言っている方々の方がエネルギッシュな感じを受けます。

健康には方程式があります。食医食理念を知っていただけましたら、その方程式は簡単に解くことができると自負しています。


 

Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 09:00 | Comments(0) | 食医食 活動報告 | 料理教室 | 講演会・セミナー