料理家として一番嬉しかったこと
2016年05月11日
ブログ休眠中も、本当に目まぐるしく活動しておりました。
中でも特筆すべきは、平成27年10月11日に「四條流料理道最高位宗範」を拝受したことです。
私が料理家を目指したのは、栄養士免許取得の勉強を始めた18歳の時です。当時、学校に通いながら家庭料理の恩師・田村魚菜先生のもとで料理の勉強をして、師範免許をいただきました。この懐かしい魚菜先生からいただいた直筆の額もあります。後に判ったのですが、魚菜先生は何と四條流料理道門下生だったのです。ですので、結局私は37年間「四條流料理道」を続けてきたことになります。また、四條家との出会いは、私が御用荘園をお持ちのヤマキグループの顧問をしていた時代にご紹介いただき、それから10年近いお付き合いをさせていただいています。
四條司家は1200年続く日本料理の歴史を継続されている食文化の礎です。四條家の祖となる四条中納言藤原朝臣山蔭卿は、「生類供養」として「包丁儀式」を始められた「光孝天皇」の料理の師だったという記述が残されています。日本食医食協会の理事を就任いただいている四條隆彦様は41代のご当主となります。文献を読ませていただくと四條流料理道は「医食同源」であり、食医食理念と重なります。今現在、四條司家食文化協会と「和食大学院大学」の構想をすすめ「日本男子」と「大和撫子」の健康男女の食教育に携わろうと精進しています。
Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 11:00 | Comments(0)
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