アトピー・メタボを食事で体質改善 【食医食ブログ 夢風レター】

母の日に、健康を考えて「よもぎ」たっぷりの「草餅=よもぎだんご」作りました。この「よもぎだんご」には、幼い頃からの思い出があります。

現在87歳で元気いっぱいの私の母と、97と94歳まで寝付くことなく逝った祖父母の時代から、大切に作り続けている我が家の伝授餅のひとつです。私は、宮崎でも高千穂に近い県北地域で生まれ育ちました。高千穂の天岩戸や高千穂峡、雲海で有名な国見ヶ丘には何度も足を運んでいます。だんごと言えば「渓谷みたらし団子」か「よもぎだんご」ですが、私はだんぜん、よもぎの香りいっぱいの「よもぎだんご派」です。宮崎人は緑色の草餅ではなく深緑りの草餅を好む方が多いと言いますが、やはり子供の頃から食べ慣れているからだと思います。

また、高千穂は神話が有名で、皆さんもご存知の通り、古事記によると「アマテラスオオミカミは弟のスサノオノミコトの乱暴に激怒し天岩戸の戸を閉めて籠ってしまいました。この天安河原はこの為に暗闇の世界となりヤオヨロズノ神々がアマテラスオオミカミを岩屋から迎え出すための会議を行ったとされています。岩屋の前で鶏を鳴かせ踊りを舞い、鏡を使い岩戸を開けさせたという神話があります。

特に、この天岩戸の天安河原はいわゆるパワースポットで、実際に行ってみると不思議と心身ともに清められる実感があります。
是非一度、天岩戸に行って高千穂峡でボートに乗って「よもぎだんご」も食べてきていただけましたら幸いです。

＜自宅で簡単に作る「よもきだんご」（10個）＞

材料
よもぎ　100g
上新粉　200g
お湯　100cc
塩　少々
粒あん　150g

作り方
① よもぎは重曹少々でさっと茹でて水にさらした後、刻んでおきます。


② ボウルにお湯を入れて上新粉（うるち米粉）、塩少々を加え、よくこねて蒸し器で20分ほど蒸して10等分に丸めます。






③ ラップにだんご生地を平たくのばして、あんを包みます。


④ お好みに合わせたアレンジで器に盛り合わせて完成です。


※「食医食粒あん」の作り方は明日のブログでお伝えします。