端午の節句と食医食・柏餅
2016年05月05日
本日は子供の日です。子供の日に食べるものといえば「柏餅」と「粽(ちまき)」があります。
私は宮崎県出身なので「ちまき」というと、「あくまき」がすぐ頭に浮かびます。幼い頃、子供の日には親戚が子供連れで集まり、当時ですから庭でたき火をおこして即席の石窯を組み立て、大きなドラム缶で前夜から灰汁に漬けてあった餅米を竹の皮に包み、灰汁で煮ていた思い出があります。
祖母が、「5月は梅雨で昔は病人や死人が多く、元気が無くなる月だから悪いものを巻いて厄払いをする」ということから「あくまき」と言っていたことを思い出します。いろいろと調べてみると、灰汁はアルカリ性なので、酸化した病気の体を元気にする食べ物として「灰汁で浸けた餅米を竹の皮に巻いたもの」という意味もあるようです。
そもそも「端午の節句」が5月5日に定着したのは奈良時代以降だそうです。遡ると江戸時代に武家の後継ぎの男の子が無事に成長するよう、厄払いも兼ねて始まったといわれています。鎧兜は身を守り、鯉のぼりの鯉は清流はもちろんですが、池や沼地でも生き延びるという生命力の象徴として各家庭で飾りとしてあるようです。少子化の現代、やはり未来を担う子供達の健康を心から祈りたいものです。
さて本日は、簡単にできますので、柏餅の作り方をご紹介いたします。
<柏餅(12個)>
※食医食では、柏餅には上新粉(米の粉)ではなく、道明寺粉(餅米を砕いたもの)を使います。
① 鍋に水2カップ+1/4、きび糖大さじ3を入れ、沸騰したら、道明寺粉150gを加えます。このまま10分くらい蒸らします。その後12等分します。
② 粒あん1個15gを丸め、ラップに道明寺粉をのせあんを包みます。
③ 柏の葉で包んで完成です。
※あん作りの基本は一晩水につけた小豆をひたひたの水で柔らかくなるまで煮て最後に小豆と同量のきび砂糖、塩少々を入れて練り上げます。
私は宮崎県出身なので「ちまき」というと、「あくまき」がすぐ頭に浮かびます。幼い頃、子供の日には親戚が子供連れで集まり、当時ですから庭でたき火をおこして即席の石窯を組み立て、大きなドラム缶で前夜から灰汁に漬けてあった餅米を竹の皮に包み、灰汁で煮ていた思い出があります。
祖母が、「5月は梅雨で昔は病人や死人が多く、元気が無くなる月だから悪いものを巻いて厄払いをする」ということから「あくまき」と言っていたことを思い出します。いろいろと調べてみると、灰汁はアルカリ性なので、酸化した病気の体を元気にする食べ物として「灰汁で浸けた餅米を竹の皮に巻いたもの」という意味もあるようです。
そもそも「端午の節句」が5月5日に定着したのは奈良時代以降だそうです。遡ると江戸時代に武家の後継ぎの男の子が無事に成長するよう、厄払いも兼ねて始まったといわれています。鎧兜は身を守り、鯉のぼりの鯉は清流はもちろんですが、池や沼地でも生き延びるという生命力の象徴として各家庭で飾りとしてあるようです。少子化の現代、やはり未来を担う子供達の健康を心から祈りたいものです。
さて本日は、簡単にできますので、柏餅の作り方をご紹介いたします。
<柏餅(12個)>
※食医食では、柏餅には上新粉(米の粉)ではなく、道明寺粉(餅米を砕いたもの)を使います。
① 鍋に水2カップ+1/4、きび糖大さじ3を入れ、沸騰したら、道明寺粉150gを加えます。このまま10分くらい蒸らします。その後12等分します。
② 粒あん1個15gを丸め、ラップに道明寺粉をのせあんを包みます。
③ 柏の葉で包んで完成です。
※あん作りの基本は一晩水につけた小豆をひたひたの水で柔らかくなるまで煮て最後に小豆と同量のきび砂糖、塩少々を入れて練り上げます。
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