キムチとは朝鮮語で「漬物」の意味です。韓国の常備菜として世界的に知られていますが、昭和30年頃から日本にも広まっています。
白菜や大根を塩漬けにしてさらに魚介の干物、唐辛子、にんにくなどを混ぜて漬け込んだ「発酵食品」です。特に赤唐辛子は「カプサイシン」という抗酸化物質が多く、低温で熟成させるので乳酸菌の働きも健康にはとてもよい活性酸素(酸素毒)除去食品といえます。手作りがいちばんですが市販のものを購入する場合は必ず「原材料表示」をご確認下さい。最近は「漬物」にまで化学合成添加物が多量に使用されています。保存食のキムチにも添加物が無いものを探すのが難しくなっています。あっさり塩ラーメンにとても合いますので是非一度お試し下さい。


<食医食・塩麹えびのキムチラーメン>

① 塩ラーメン、えび12尾、キムチ(白菜多めのもの)120gを準備します。
神崎夢風 健康料理

② えびは殻付きのまま、楊枝で背わたを抜き、内側3ヶ所に庖丁をいれておきます(曲がるのを防ぐ為)。
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③ オリーブオイルで両面を焼き、塩麹・酒 各大さじ3をかけて蓋をし蒸し焼きにします。
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④ 鶏がらスープ1+1/2カップに、塩こしょうを少々加えて中華麺を入れ、周りにキムチ、中央にえびを盛り付けます。
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Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 19:31 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 麺・パスタ | 野菜料理
竹の子には「孟宗竹」「淡竹(ハチク)」「真竹」「姫竹」・・・といろいろな種類が70もあります。竹の子は「竹の芽」の総称です。竹は意外にも「イネ科」というから驚きです。食用は「孟宗竹」が代表で、ほんの数種類だけです。竹の子は10日程で「竹」に生長しますので、食べられる期間も地面から出るか出ないかの一瞬です。そんなに早い成長にもかかわらず竹の寿命はなんと100年以上とも言われています。生産量では温かい九州が7割をしめて、最も出荷している県は福岡県です。次いで鹿児島、熊本です。一般的な竹の子は「孟宗竹」で旬は3~4月、淡竹や真竹が6月過ぎです。
今回は、群馬から掘り立ての竹の子をいただきました。掘り立ては、甘味があって最高です。

<食医食・竹の子かやくご飯>

① 竹の子4本を、米の研ぎ汁と赤唐辛子3本を入れたお湯で茹でます(茹でた汁にそのまま漬けて冷まします)。


② 地鶏ひき肉150g、ごぼう・ひじき・にんじん・しめじ 各50g、竹の子100g、米2カップ(雑穀20g)を準備します。


③ フライパンにごま油大さじ1を入れ、ねぎ以外を炒め、出汁カップ2を加え、しょうゆ・酒・きび糖 各大さじ3、みりん大さじ1+1/2、塩小さじ1を入れます。


④ 蓋をして強火で3分間、弱火にして20分間火にかけます。


⑤ 盛り付けて青味のねぎを散らします。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 17:22 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理
ふきを使って3品作ってきました。ふきの最大の健康効果は「食物繊維」です。
人間にとっていちばん、消化吸収の役目を果たしてくれる大切な腸に重要です。便秘、イコール活性酸素の原因ともなります。食医食で体質改善をしていただくと必ず「便秘解消」の報告があります。自分でできる健康チェックの最高の方法だと私は思っています。1日、3度食べたら3度快便があることが健康チェックの目標です。毎日野菜をたくさん食べていただく為にもサラダはドレッシングと決めつけずに、是非日本の食文化にある「和え物文化」を大切にしていただきたいと思います。
味噌は日本が世界に誇れる発酵食品です。サラダ感覚で味噌を応用する場合は「西京味噌」と「りんご酢」の組み合わせは万人受けすると思います。


<食医食・ふきシリーズ・西京みそ和え>
① 茹でて皮をむいたふきを100g、3cmくらいに切り、細ネギ3本は小口切りにします
神崎夢風 健康料理

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② ボウルに西京みそ、みりん各大さじ3、りんご酢大さじ2を入れ溶いておきます
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③ ふきとネギを加えよく混ぜてでき上がりです
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Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 11:29 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理
ふきの見分け方は「葉が新鮮で葉柄が黄緑で明るいもの」を選びます。
下ごしらえは「茹で過ぎない」ことが最大のポイントです。歯ごたえのないふきは美味しくありません。また、生のまま剥くと「あく」が強いので指先が黒くなります。そこで、茹でてから浸した水の中で皮剥きをするとスムーズにできます。そして皮を剥いた後さらに20分くらい新しい水に浸しておくとあくがほとんど抜けて美味しくでき上がります。

<食医食・ふきのおかか煮>

① 茹でてあく抜きをしたふき100gとにんじん50g(花形うす切り)、たけのこ50g(薄めの乱切り)を出汁1カップで煮ます。




② 薄口しょうゆ・きび糖・酒 各大さじ3、みりん大さじ1+1/2で味を付けます。

③ かつおぶし1カップを、2回に分けて加えでき上がりです。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 11:03 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理
採れたての「ふき」をたくさんいただきました。
食医食には「二刀流料理」や「1材3品料理」というものがあります。二刀流料理は同じ材料で同時に左右のコンロで味付けを変えて同時に2つの料理を作り上げます。1材3品料理は1つの材料で同時に3品の料理に活用し健康料理を作ります。1つの素材で3度美味しいと申しましょうか・・・とても経済料理になります。

最近の若いお母様は、いただきものを「困る!」という方が多いそうです。今回のふきや、堀りたての竹の子、梅、らっきょうなどもそうですね。
「調理してから送って欲しい!」と・・・これも現代っ子かもしれませんが、どうやって下ごしらえをしているのかだけでも判って欲しいものです。


<食医食・ふきのきんぴら>

① ふきをサッと塩茹でにして水にすぐにとります。
神崎夢風 健康料理

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② 水の中で皮を指を使って立てにむきます(ひとつの料理に使う量はひとにぎり100g位で可)
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③ 色合いでにんじんを5cmほど千切りにして一緒にごま油小さじ1で炒め、きび糖大さじ2+1/2、しょうゆ大さじ2でからめます。

④ お好みで赤唐辛子少々や白胡麻をトッピングして出来上がりです。
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Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 10:36 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理
食医食では「9品目プラス海草」という基本栄養指導で免疫力アップをはかっています。

この中には「乳製品」があります。乳製品というと「牛乳」が一番に頭に浮かぶかと思いますが、現代の牛乳は汚染されたものも多く、アレルギーを起こす物質が含まれているものが多くなっているといいます。

本当に、同じものを口にするのにも「安全選択」がとても重要になってきます。この30年間で乳牛の乳量は2倍に増えました。薬品を使いホルモン操作までして工業的な酪農が増えたといわれています。無理を強いられる乳牛に乳房炎が増えて黄色ブドウ球菌が混入し、2000年には雪印食中毒事件まで起こってしまいました。殺菌方法も問題です。日本の普通に飲まれている牛乳は130度くらいで2秒間の超高温短時間殺菌ですがこれでは良質なたんぱく質も破壊され逆にアレルギー物質が生まれてしまいます。

そこでおすすめなのは「低温殺菌牛乳」です。もっといいのは「有機で低温殺菌」、さらに良いのは乳酸菌が豊富な「ヨーグルト」です。今回はヨーグルトと、牛乳を豆乳に変えて、この季節に最高なお菓子「ゼリー」にしてみました。さらに砂糖は「黒砂糖」で健康冷菓のでき上がりですチョキ

<食医食・ヨーグルト豆乳ゼリー>

① プレーンヨーグルト450g(1パック)、豆乳250cc、ゼラチン24g(1袋8gなので3袋)を水50ccでふやかしたもの、黒砂糖100g、飾り黒砂糖大さじ1を準備します。
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② 鍋にゼラチン以外を入れて火にかけます。
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③ ゼラチンを加え、沸騰直前に火を止めて方に流し込みます。
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④ 冷蔵庫で冷やして型から出し、黒砂糖をトッピングします(18cmのケーキ型で作り、12等分にします)。
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Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 10:09 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | お菓子・デザート
我が家の冷蔵庫には「有機小松菜」を欠かしたことがありません。
我が家では、長年一緒に文鳥も生活しています。生物は全て人間と同じです、猫でも犬でも・・・カブトムシでもです。添加物入りのもを食べさせれば長生きしませんし、もちろん病気ばかりのペット生(?)です。
食医食では病気の猫ちゃん、ワンちゃんをどれだけ元気にしたか数え切れません。動物はすべて「活性酸素」が寿命を左右します。たった25グラムの小鳥でも、水を還元水、野菜を無農薬有機、餌(ご飯)も有機栽培に徹していますと、同種の生き物の2倍は長生きしてくれます。有機小松菜を食べ続けている文鳥にある時、いただいた小松菜を野菜さしにさしたところ、一口もついばむことをしませんでした。小さい体だからこを危険を察知して安全かどうか判断したのだと感心させられました。

小松菜は活性酸素除去野菜の代表です。この小松菜と黒胡麻(胡麻も活性酸素除去食品です)を組み合わせた「胡麻あえ」は最高の活性酸素除去料理のひとつだと思います。


<食医食・有機小松菜の黒胡麻あえ>

① 小松菜1束、練り黒胡麻、しょうゆ各大さじ2、きび糖、みりん各大さじ1、白いりごま大さじ2を準備します
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② 小松菜をサッと塩茹でにします(くぐらせる程度・・・茹で過ぎは禁物)
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③ 調味料をよく溶かし、水気を絞った小松菜をざく切りにして和え白胡麻をひねりながら香りを出して混ぜます
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※応用として、余っていたゴーヤとパプリカをサッと茹でてプラスしてみました(右)

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Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 09:31 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理
ドーナツは作りたてならば大丈夫ですが、市販のものはどうしても油が酸化して「過酸化脂質」という活性酸素の元になってしまいます。
食医食では、飲んで血液サラサラの「有機エクストラバージンオイル」でドーナツを揚げています。油は鍋の5cm程度しか入れません。ドーナツの高さの半分で充分です。材料も、普通は卵、小麦粉、砂糖、牛乳、バターなどですが、卵も牛乳もバターも入れません。砂糖をミネラルの多い黒砂糖にして、粉は山芋入りのかるかん粉(白玉粉でも上新粉でも可)小麦粉は、残留農薬問題が大きいので「有機小麦粉」以外はできる限り使用しないようにしています。最近は有機のホットケーキミックス粉というものもできています。今回は牛乳を、より身体に良い「ヨーグルト」に変えてみました。

料理やお菓子作りで一番大切なことは「材料の吟味・選択」だと思います。同じドーナツでも、分析をかけた時に「残留農薬」や「栄養成分」が大きく変わります。簡単で美味しくてからだにいい料理・お菓子が、食医食のモットーです。


<食医食・ヨーグルトツイストドーナツ>

① かるかん粉(白玉粉・上新粉・小麦粉何でも可)20g、有機ホットケーキミックス55g、黒砂糖30g、ヨーグルト120gを準備します
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② ボウルに材料を入れ、手でよくこねます
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③ まとめたものを庖丁でカットしてひも状にしてツイストさせます(パラフィン紙に2つずつのせ油に入れると作業がスムーズ)
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④ エクストラバージンオイル(オリーブオイルで可)を5センチ高さくらい入れて両面揚げます
※揚げ具合:ドーナツの中に水分が無くなると小さな泡から大きな泡に変わります
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Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 09:05 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食レシピ | お菓子・デザート