我が家は「かぼちゃ消費量」がとても多いです・・・味噌汁にもキンピラにも茹でてサラダにも、和菓子にも洋菓子にもパンにも、とにかく使います。なぜなら「私が好き!」だからです。なぜ好きかということですが「食医食理念」である万病の元老化の原因である「活性酸素=酸素毒」を除去してくれる野菜のひとつだからです。食医食では「食は薬」であり「食は医学」であり「食は命」であると思っています。

昔から「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれてきました。βカロテンが多く「キサントフィル」というスカベンジャー(活性酸素除去の抗酸化物質)成分もとても多いのです。

かぼちゃの選び方 
※1個買いをする場合は「持ったときに重く、しま模様がハッキリ、クッキリしているものがベストです。カットされている場合は「中に種がギッシリ入っているもの」を選んで下さい。



< かぼちゃの旨煮 >

① かぼちゃ1/2個を一口大に切り、煮くずれしないように「面取り」といって角々を包丁で丸く切り取ります。


② ごま油小さじ1でかぼちゃを炒め、出汁をひたひたに入れ、きび糖、酒、濃口しょうゆ 各大さじ2、みりん大さじ1を加え煮ます。


 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 23:25 | Comments(1) | 健康料理 | 食医食レシピ | 野菜料理
掘りたての竹の子をいただきましたので、竹の子を美味しく茹でて「たけのこご飯」にしました。

竹の子のえぐみは「シュウ酸」によるものと言われています。時間が経つ程この「えぐみ」は増していきます。米の研ぎ汁や米ぬかを入れるのは、微小な物質にあくが吸着されたり、酵素の働きであくが抑えられる効果がある為といわれています。

鷹の爪(赤唐辛子)については、あく抜き目的というよりも「カプサイシン」という唐辛子の成分が、傷みやすい竹の子の酸化を防いでくれるといわれています。

<美味しい竹の子の茹で方>


① 米の研ぎ汁に赤唐辛子2本を入れます。

② 竹の子の皮を2〜3枚はずし、先の方を3cmほど斜めに包丁を入れ切り落とします(全体に縦に包丁の目を入れて、火の通りをよくします)。


③ 竹の子の大きさにもよりますが30分~1時間の内で茹でます(本日は小さいので30分でした)。
※冷め切るまでそのままにして「えぐみ」を完璧に抜きます!!

<竹の子ご飯>

① 水カップ2に昆布15cm(ハサミで切り込みを)を入れ、沸騰直前にかつおぶしカップ1を加えすぐに火を止めます。


② この出汁に薄切りにした竹の子を入れ、薄口しょうゆ大さじ2、酒大さじ2、みりん小さじ2、塩小さじ1/2で煮て、ザルに取り出します。

③ 鍋に米2カップと16穀米20gを入れ、出汁+水でカップ2にして最初は強火、沸騰したら弱火にして16分ご飯を炊きます。

④ 最後に先程の竹の子を上に乗せ、さらに5分間蒸らして、でき上がりです。
 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 08:24 | Comments(0) | 健康料理 | ご飯・丼 | 野菜料理