今朝は、永谷園グループのサンフレックス永谷園で製造していただいている「食医食シリーズ これでだいじょうぶスープ」を、相性の良いチーズトーストでいただきましたレストラン

このスープの誕生秘話があります。食医食指導をスタートしてまもない頃、食医食・食生活改善指導の基本「糖尿病の基礎食9品目+海草」を食品として食べられない病気の方々が増えてきたことがありました。


治療による副作用や体が受け付けない拒食症の方々など、、、最後には心の病気の方々が「食べることも面倒くさい」という事態が起きたこともあります。

食医食では一日かけて「一口ずつ」でもいいので「乳製品・肉・卵・魚・豆製品・野菜・芋類・果物・穀物・海草」(できるだけ無農薬・無添加)という条件付きで食事をしていただきます。この、免疫力アップをはかるのに最低限摂っていただきたい食品を「食べれない!」とおっしゃるので、色々と考えました。

そこで試作をはじめたのが、いっそのことこの「10種類の食品」をミキサーでポタージュにして美味しく作り上げることでした。
3年ほどかけて市販される運びとなりました。

完全無添加ですスマイル
バターも生クリームも入れずに、低カロリーのポタージュで市販の同系のものの1/3のヘルシースープに仕上げました。乳幼児から介護の必要な方、忙しい毎日で栄養のバランスがくずれている方、「健康と美容」を心がけている女性の皆さん、育ち盛りの子供さんには最適な栄養源です。


サンフレックス永谷園で製造いただいているスープはレトルトでそのまま召し上がれます。冬は湯煎で3分ほど温めて、夏は冷蔵庫で冷やすと冷製スープとなります。特に私は出張が多いので、新幹線の中で、マイスプーンでそのまま袋から食べています!!


なお、基本レシピは下記の通りです。

<健康カロテンスープ> 
※食医食シリーズ「生きるも死ぬも食しだい」にレシピ記載(太陽出版)

材料
にんじん、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、玉ねぎ、パプリカ、とうもろこし 各50g
低温殺菌牛乳 500g
塩 小さじ1
こしょう 少々
パプリカ 大さじ1
スープ 3カップ

※この基本分量に一口ずつの「ごはん、白身魚、ささみ、ゆで卵、絹ごし豆腐、ところてん、レモン果汁」を加えて最後に塩・こしょうで味を調整してミキサーに入れてポタージュにします。 


Posted by 神崎夢風(かんざきむふう) at 14:40 | Comments(0) | 健康料理 | 食医食 活動報告 | 汁・スープ